2015年1月5日月曜日

【レポート】第2回CivicTechアイデアソン

12月20日に大阪イノベーションハブにて、第2回CivicTechアイデアソンを開催いたしました。

今回も約30名のみなさまにお集まりいただきました

今回は「環境」と「防災」の2つのテーマで、地域での課題を解決するためのアイデアを、参加者のみなさまと出し合いました。今回のアイデアソンでも、12月に開催されたオープンデータ・カフェ@大阪での議論をベースにテーマを掘り下げていきました。

ファシリテーターはCCLから原が登壇。前回アイデアソンのメソッドを踏襲しながら、2つのテーマを同時に進め、1月に開催されるアプリ開発イベント「CivicTechハッカソン」につなげるためのアイデア出しのワークを進行いたしました。

成果物は、スライドで公開しています。前回アイデアソンの「健康」に加え、今回の「環境」「防災」を加えた3つのテーマでのアイデア集となっています。

現在は経過版を掲載しています。随時更新予定


続けて、アイデアソン当日のワークの様子を、以下レポートします。

まずはウォーミングアップ。

12月に行われた2回のオープンデータ・カフェ@大阪で議論された内容の振り返りです。

振り返りの様子。当日の写真も交えて

このはなでは「環境」、ラウンドおおさかでは「防災」について、お集まりいただいた方々と意見を出し合いました。

オープンデータ・カフェ@大阪の内容は、以下からご覧いただけます。

※参照リンク
【レポート】第4回オープンデータ・カフェ@大阪 in このはな

今回のアイデアソンでは、それぞれのカフェにご参加いただいた方や、前回アイデアソンにご参加いただいた方々にもお集まりをいただいきました。カフェでの議論からアイデア出しへ、参加者の方々にも場をつないでいただいています。ありがとうございます。


続いてテーマとなっている「環境」「防災」という言葉から、自分のイメージ作るためのブレストへ。まずはこのふたつのキーワードから思いつく言葉を、自由に付箋に書き出します。

思いつくものをどんどん書き出します

「環境」で思いつくものって?
名前が思い出せないものはイラストで

どちらも抽象度が高い言葉なので、このブレストで中身のイメージを具体化させていきます。人によって出てくる言葉も差が出てくるので、そこからそれぞれの言葉がもつ具体的なイメージの広さも、参加者同士で確認します。

笑顔があふれる場面も多いアイデアソンでした

各テーブルでそれぞれ数十の単語が挙げられました。

こうして挙げた言葉を、2×2分析にかけます。

出し合った言葉を、縦軸と横軸の2つの分析軸にそってグループ分けをします。縦軸には、「包括的」か?「ニッチ」か?という絞り込み具合、横軸には、「個人」か?「社会」か?」という対象者の幅の広さを置いて、整理をしました。

2つの軸で4つのゾーンに分けます

模造紙の上に軸を引いて付箋を整理します

このテーブルでは4人で90の言葉を書き出しました!

ブレストのお題が「環境」「防災」という括りの大きな言葉だったため、「包括的」(=抽象度高い)かつ「社会」(=対象者が広く、ぼやけがち)というゾーンに片寄る傾向がありますが、4つのゾーンにキレイに分かれて分類できたグループもあり、参加者のみなさんが具体的に持っていたイメージの広さを確認することができました。

逆に「ニッチ」×「個人」などでボリュームが薄いゾーンができたときは、そのゾーンに入る言葉を改めてブレストすることで、最初に思いつかなかった領域の言葉を足していくことができます。

薄いゾーンには言葉を書き足し。
イメージの幅を拡げます

お昼をはさんで、午後からはそれぞれの分野でテーマを絞ってのアイデアワークへ進みます。6つのグループのうち、3グループで「環境」、残り3グループで「防災」を扱うこととなりました。

各グループに分かれての最初のブレストでは、より市民の生活に密着した視点を持つために、「環境」「防災」とも自分の日常生活の中で意識できるキーワードを、改めて挙げました。

ついで、具体的なテーマ選びへ。今回は次のテーマを各グループに振り分けました。

<環境>
「生活の中で環境を意識できるようになると?」
「身近な川や緑がキレイになると?」
「街の中からゴミが減ると?」

<防災>
「災害時に的確な情報伝達ができるようになると?」
「人や地域のつながりができるようになると?」
「平常時に地域でのコミュニケーションが活発になると?」

いずれのお題も、「~なると?」となっています。それぞれのお題の文は、いずれもオープンデータ・カフェ@大阪で、参加者から挙げられた課題意識です。では、それらの課題が解決されたら、だれにとってどんな幸せが待っているのでしょうか。

課題解決の先にあるものは?じっくり考える時間

課題解決ができたのちに訪れる変化や幸福感は、具体的にどのようなものか。思いつく限り書き出します。

次いで、前回のアイデアソンでも行った8×8の「強制連想」へ。

変化や幸福感のキーワードとして書き出しされたものから、重要だと思われる16個の言葉を、縦8つ、横8つにならべて8×8のマトリクスを作り、それぞれの言葉同士の掛け合わせで、それらの変化や幸福感を実現される手段を考えます。

計64マスを16分で埋める(1マス平均15秒!)ペースで、スピーディーに進めます。

スピード勝負。思いついたものはどんどん挙げる!
勢いに任せて、ウケるアイデアも次々と

スピーディに書き出すので、書記の担当も一生懸命!

床には慌ただしかったブレストの跡が。
アイデアのかけらが散らばっています

そこから出たアイデアの中から、イメージを膨らませそうなものを各自で選び、その概要を「アイデアスケッチ」に書き出します。思いついたアイデアに少し肉づけをする作業です。


次いで、前回同様、アイデアスケッチを、グループ内で披露。それぞれのアイデアに対し、グループのメンバーが順番に、フィードバックとアイデアの「付け足し」を行います。

アイデアを出しやすくするために、お互い「それええやん!」と言い合うのがルール。声を出し合って、アイデアをブラッシュアップします。

グループのメンバーから「付け足し」をもらったら、アイデアスケッチを再度書き直し。午後の最初のワークで出したキーワードなども、使えるものはこの段階で、各自、自分のアイデアに吸収します。

アイデアスケッチをリライト中。
会場内は一転、集中して静かな時間帯に

1人最低1枚、多い人で2,3枚のアイデアが書き出されました。

そして最後のブラッシュアップ。それぞれの課題解決のアイデアにITの手段をどう絡めていくか、全員でスピードストーミングを行います。

このワークでは、2人1組でおしゃべりをして、互いのアイデアを披露しあい、数分交代で次々と相手を変えてブレストを行います。ここでは「環境」「防災」で別なテーマを選んだ相手と組んで、アイデアの交換をしました。

二重の輪になって内側と外側でペアを組んでのブレスト。
アイデアの交換で盛り上がる場面です

スピードストーミングで交換したアイデアをもとに、最後にもう一度、アイデアスケッチの清書をします。ハッカソンで使うアイデアとなるため、最後のスケッチでは、ハッカソンに参加をするエンジニアへのメッセージを書いていただきました。

アイデアソンとハッカソンを分けて開催するため、アイデアを出した人と開発をする人が一致するとは限りません。また、エンジニアではない人も多く、そうした人たちのアイデアを実現させるためには、技術を持つ人たちへ、そのアイデアを託す必要があります。

アイデアを出した人が、どこにポイントを置きたいのかをメッセージとして残ることで、開発にトライをする人へ、その思いをつなぎます。それぞれのアイデアスケッチが、開発者へ託すバトンとなります。


最後にグループ内で評価の高かったアイデアを発表していただきました

次回イベントは、いよいよ過去2回のアイデアソンの成果を形にするためのハッカソンです。アイデアソン参加者のうち、エンジニアではない人たちからも、デザインやプレゼンや各種作業で力を発揮すべく、早々にエントリーをいただいています。

多くのみなさまのご参加を、心よりお待ちしております!

恒例の記念写真。ありがとうございました!

今回のアイデアソンでも、参加者のみなさまには、朝から夕方まで終日、濃厚な時間をおつきあいいただきました。本当にありがとうございました。

ハッカソンのご案内は下記のとおりです。ふるってのご参加をお待ちしております!

▼「CivicTechハッカソン」開催のご案内
http://civictechosaka.blogspot.jp/2014/12/civictech_26.html

日時:2015年1月24日(土) 10:00-19:00(開場9:30)
会場:大阪イノベーションハブ
 (大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪 ナレッジキャピタルタワーC 7階)
 [アクセス]
定員:30名(要事前申込)
参加費:無料
参加申込:下記リンク先フォームよりお申し込みください。
http://goo.gl/zh9vNj

2014年12月26日金曜日

「CivicTechハッカソン」開催のご案内

市民×ITの力で地域の課題を
解決するアプリ開発


市民やITエンジニアやデザイナーが、大阪の地域課題解決をテーマに、地域で役立つITサービスを開発します。過去開催したアイデアソンの成果を活用し、市民のアイデアを、自由な発想と技術で実現させる場です。成果物は、大阪市主催のアプリコンテストにエントリーできます。

過去開催したアイデアソンの成果物のアプリ化や、テーマ持ち込みでの開発も歓迎いたします。ふるってご参加ください。

▼日時:2015年1月24日(土) 10:00-19:00(開場9:30)
▼会場:大阪イノベーションハブ
  (大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪 ナレッジキャピタルタワーC 7階

▼定員:30名(要事前申込)
▼参加費:無料
※ノートパソコンをお持ちの方はご持参ください。

▼参加申込:下記リンク先フォームよりお申し込みください。
http://goo.gl/zh9vNj

▼主催:大阪市
▼共催:大阪イノベーションハブ
▼企画運営:株式会社CCL

▼プログラム(予定)
10:00~10:30 アイデアソン振り返り
10:30~12:30 ハッカソン
12:30~13:30 昼休憩
13:30~18:00 ハッカソン
18:00~18:45 成果発表
18:45~19:00 各種ご案内
※プログラム、時間配分等は当日の状況により変更になる場合がございます。

「こんなん欲しい!」アイデア続々!
実現できるCivicTechエンジニア求む!!

アイデアソンで生み出されたアイデアは、こちらをご参照ください。

現在は経過版を掲載しております。随時更新。

※アイデアソン成果物の一例

【アイデアタイトル】全国統一ラジオ体操
【アイデア概要】ラジオ体操を複数人の人同士で同時に実施する。アクロバティックな動きをやじ的に挟めることで運動し、笑い、健康になれる機会を提供する。

【アイデアタイトル】放置自転車占い(放置自転車stagram)
【アイデア概要】放置自転車の写真と位置をアップすることで、街の問題を分析できる

【アイデアタイトル】公園なんでもランキング
【アイデア概要】公園が持つ潜在的な役立ち情報を周知する

【アイデアタイトル】最期のひと葉
【アイデア概要】死者の言葉を残す、「遺言」サービス


【Q&A】
Q:だれでも自由に参加できますか?
A:はい。大阪在住か否かも問わず、どなたでもご参加いただけます。事前申し込みとなっておりますので、申し込みフォームからのお申し込みをお願い申し上げます。

Q:何を作ってもいいのですか?
A:「大阪の地域課題を解決する」というテーマに沿うITのサービスであれば自由です。

Q:過去のアイデアソンに参加をしていません。アイデアソンの成果物しか開発できないのですか?
A:ご参加の際は、アイデアソンの成果物をお使いいただけるほか、大阪の地域課題の解決に役立つアイデアであれば、ご自身でお持ちのアイデアや、シビックテックの活動で開発中のサービスなども、ご自由にお持ち込みいただけます。

Q:プログラムのスキルがないのですが、参加できますか?
A:はい。デザインや画像素材、音素材の制作ができるクリエーターのほか、制作・開発スキルをお持ちでない方も、成果発表でのプレゼン資料の作成や、データ素材の加工など、できる作業はいろいろあります。ノートパソコンをご持参ください。

Q:会場でインターネットは使えますか?
A:はい。会場にて無線LANをお使いいただけます。電源も使用可能です。


▼ファシリテーター
原 亮(はら りょう)
株式会社CCL 取締役/Fandroid EAST JAPAN 理事長/
みやぎモバイルビジネス研究会 会長/Global Lab SENDAI 代表幹事
1974年生。東京都品川区出身。編集者・ライターを経て、仙台にてモバイルコンテンツの制作会社へ。営業、ディレクター、取締役等を歴任し、フリーへ転身。以後、東北を拠点に、地方×モバイルで飛躍できるプレーヤーを輩出する活動を継続。東北と全国の地域間連携や、ハッカソンの企画・運営なども手がけている。オープンデータ関連では、全国で講演やファシリテートを行いながら、各地のキーパーソンのネットワーキングなども草の根で展開。

【ハッカソンとは?】
「ハッカー」のHackと「マラソン」を掛け合わせた造語。ITのエンジニアやデザイナーらが、チームを組んで集中的に共同作業を行いながら、アイデアと技術を競うイベントです。大手IT企業やITコミュニティによる開催が盛んで、自治体が開催するケースも生まれています。

※本イベントは大阪市「大阪から考えるCivicTech」事業にて開催いたします。

【レポート】第4回オープンデータ・カフェ@大阪 in このはな

オープンデータ・カフェ@大阪、第4回は此花区で開催いたしました。

オープンデータ・カフェ@大阪 in このはな
▼日時:2014年12月1日(月)
▼会場:ハードロックカフェ ユニバーサル・シティウォーク大阪

ハードロックカフェでのオープンデータ・カフェ。普段と違った雰囲気の会場に、22名の方々にお集まりいただきました。


会場の様子

今回のゲスト講師兼進行を務めた佐藤拓也氏

運営スタッフ藤本より、オープンデータについて説明

今回のテーマは「環境」。ゲストには岐阜県で自然環境を舞台に活動をしながら、シビックテックのエンジニアとして、CODE for GIFUを率いる國枝 裕介氏(NPO法人 森とIT 理事長)と、関西でITコミュニティやシビックテックの活動を展開する佐藤 拓也氏(Fandroid KANSAI 代表)からご講演いただきました。

講演:「田舎から始めるCivicTech」
講師:國枝 裕介氏(NPO法人 森とIT 理事長、CODE for GIFU リーダー)


國枝氏は、岐阜県大垣市でNPO法人「森とIT」を立ち上げ、森林資源とITを組み合わせることで中山間地域を活性化させる活動を展開。今回はそれらの取り組みから、以下のお話を伺いました。

1.聞き書き
聞き書きとは、話してくださる人生について、聞きながら書き起こしていく伝統技法で、話してくださる方の人生を通して、その時の森などの自然環境や生活環境、歴史などを記録していきます。
今回は、西美濃の聞き書き会などを取り上げもらい、お話をして頂きました。

聞き書きにより、文化の継承や歴史を伝えることが出来るので、これからも継続して開催していくとのことです。




2.まちあるきイベント開催
こちらは、ゲーム形式で行い、地元の町や自然などに触れ合ってもらおうという試みで実施されたイベントです。

内容としては、1時間の制限時間の中で、市内36箇所に設置した看板に書かれてあるクイズを解いてポイントを競っていくゲームイベントで、GPSを用いながら、大まかな看板の位置情報を表示し、クイズの難度や距離で得られるポイントに変わります。

このイベントで特に盛り上がった層は、父子連れなどで来られている30代〜40代のお父さんで、子供時代に行った地元の場所などを思い出しながら盛り上がり、家族で自然と触れ合い、自分たちの子供に昔遊んだ場所などを教えることで、家族とのコミュニケーションやその場所や思い出などを共有出来るため、大変好評だったようです。

この取組みは、参加者からも大変興味を持ってもらい、後の参加者の方々の感想で多く取り上げられていました。

使った看板。QRコードをスマホで読み取り、クイズを解いていく仕組み

3.「木材 × IT」による商品開発
「ことばつみき」という商品を紹介して頂きました。


ことばつみき 紹介動画

こちらの商品は、タブレットから出来てた問題に対して、ひらがなの入ったつみきを並べて回答するという子ども向けに作られた学習玩具です。

Ogaki Mini Maker Faire 2014」でも出展され、多くの子供達から人気を集めました。

今後はクラウドファンディングで出資を募るようです。

それ以外にも、全国初、河川環境保全・保護活動を応援するためだけのクラウドファウンディングをご紹介頂き、水環境の改善について取り組んでいる団体をご紹介頂きました。

この中で、大阪では、熊取川流域でゲンジボタルの復活と、生態系意地のために活動している「まちづくりネット熊取」を取り上げて貰いました。

今後、地域を活性化させていくために、いかに興味を持ってもらいながら継続して取り組んでいくことが大事とご指摘を頂きました。


講演:「5374.jp大阪市版と各地における 5374.jp活用事例のご紹介」
講師:佐藤 拓也氏(Fandroid KANSAI 代表、Code for IKOMA リーダー)



佐藤氏は、Fandroid KANSAIで、IT・防災・地域活性化をテーマに、東北と関西の地域をつなぐ活動をされています。

また、奈良県の生駒市でCode for IKOMAのリーダーも務めており、今回は、Code for IKOMAでも取り組まれている5374.jpの説明を各地の事例を踏まえた上で説明して頂きました。

5374.jpとは、どの種類のゴミがいつ収集されるのかわかるアプリです。

最初は、金沢市のCode for Kanazawaで作られ、各地にも地域ごとのカスタマイズされ広がっていきました。現在は、60都市で対応しています。



佐藤氏がリーダーをされているCode for IKOMAがある生駒市でも対応されており、大阪でも大阪市24区版があります。

※関連リンク
【大阪市24区版】5374.jp

今までは、1つのコンボボックスで地域を選択していましたが、大阪市24区版ではダブルコンボボックス採用しており、このシステムは好評で他の地域でも取り入れられているようです。
こうして地域ごとにカスタマイズされ、誰でも便利に使えるアプリを軸にしてつながりが広がってきています。

各地域で作られた5374.jpを、市民に使ってもらう工夫として、Code for Kanazawaではiphoneと同サイズのカードを配布しております。

Code for IKOMAでもポストカードとしてイベントのお土産などで配って、認知度を広げているようです。

また、使ってもらうために、天気予報とのマッシュアップ(埼玉県和光市 Code for Wako)や在日外国人のためにも言語対応した拡張版(神奈川県川崎市)などを、それぞれの地域で取り組んでいます。

佐藤氏のプレゼンからは、シビックテックで生まれたアプリは、作った先で、いかに使ってもらうかを考えることが大切であり、そのプロセスで、地域の課題を持っている方々が集まって、意見を出し合い、マッシュアップしていくことが大切であるとの示唆をいただきました。大阪市の5374.jpも、更に地域性に合わせた拡張が期待されます。


佐藤氏のプレゼン資料は、以下で公開されておりますので、ご参照ください。



参加者との意見交換の後に、此花区役所のこのはな魅力発信担当課長より、此花区で取り組まれている「楽しくファンキーゴミ拾い」を紹介いただきました。



トーク&コンサートと清掃美化のコラボ企画で、大阪できれいな海を取り戻す活動をされているグループ「大阪海さくら」さんと此花区地域女性団体協議会の協力により開催されたそうです。

川から海へ流れ着くゴミにより、海の生態系が壊されていることを挙げられ、そういったゴミが海に流れるのを防ぐための活動と、使う掃除用具なども質素な掃除用具でなくカラフルな掃除道具を使って、楽しみながら掃除活動をしよう!という取り組みです。

現在も「大阪海さくら」のメンバーの方を中心にして、ゴミ拾いの活動をされております。

※関連リンク
トーク&コンサートと清掃美化の初コラボ企画 「楽しくファンキーにごみ拾い!!」を開催します
第9回 ごみ拾い活動報告


此花区役所のこのはな魅力発信担当課長からは、淀川のゴミの問題の指摘もあり、上流域、中流域から流れてきたゴミが、川から海への生態系にも悪影響を与えているので、環境の維持するためにも、ゴミ拾いなどの継続的な取組みが必要だとのお話をいただきました。


参加者の方々には、今回の内容に熱心に耳を傾けていただきました。特に、國枝氏のゲーム要素のあるまちあるきイベントでの取組みについては、興味を持たれた取り組みとして、感想で多く取り上げられていました。

   


参加者の方々のご感想を一部ご紹介します。

・エンジニアの方
あまり環境を意識していなかったが、今後のために、綺麗なものを残していくにはどうしていくか?などを考えていかなければならないと思った。

・商店街連盟の事務局の方
団体が多すぎて、同じ日に同じようなイベントをしていることがよくある。それを共有することによって、お互いに分かり合って一緒にやっていける環境を作っていきたい。

・環境局広報担当の市職員
エコ関係を興味ある人は良いが、それ以外は食いつかない。今回、紹介頂いた取組みは、どれも参考になったが、特に楽しくファンキーにゴミ拾いという着眼点が面白く、違うフィールドの人を取り込むことをどう取り込んでいくか?が重要と感じた。


「環境」という広い切り口で、自然環境から日常生活での取り組みまで、幅広く議論を行った今回のオープンデータ・カフェ。地域で感じる課題から、シビックテックやオープンデータの取り組みを具体化させるステップとなりました。

此花のみなさま、ありがとうございました。

2014年12月25日木曜日

【レポート】第3回オープンデータ・カフェ@大阪 in 住之江

3回目のオープンデータ・カフェ@大阪は、「健康」をテーマに住之江区にお邪魔しての開催でした。

第3回オープンデータカフェ@大阪 in 住之江
▼日時:2014年11月19日(水) 19:00-21:00
▼会場:きずなステーション(住之江区役所3階)



会場は、住之江区役所の「きずなステーション」で、計38名の方にお集まりいただきました。

住之江区では、区民の語り合いの場として「シャベリバ」が定期的に開催されています。きずなステーション以外にも、南港・北加賀屋・玉出・安立で行われており、今回のオープンデータ・カフェは、この「シャベリバ in きずなステーション」にお邪魔しての開催となりました。

※関連リンク
住之江区のラウンドステーション情報(シャベリバ)

来られた方の職種や年齢は多種多様な方々が来られており、保健師や栄養士の方、整体師の方、図書館勤務の方、居酒屋の亭主、区長や区役職員など、年齢や職種も違った方々が集まり、皆で気軽に語り合える場になっています。我々スタッフも、はじめて参加させて頂きましたが、アットホームな雰囲気で、自由な議論の場は、オープンデータ・カフェにもぴったりな集まりでした。

シャベリバのご案内をいただいた後、CCL原からオープンデータとCivicTechについて、説明を行いました。

講演:「大阪から考えるシビックテック地域課題をITを活用して解決する」
講師: 原 亮氏(株式会社CCL 取締役) 


ここでの説明は大きく分けて以下の4点。

1.地域の分野ごとの課題についてITで解決する
現在、各地域ごとに、地域の異分野とITを連携させて、サービスが生まれている。例えば、「農業」×「IT」、「観光」×「IT」、「自治体」×「IT」などで掛け合わされて、地域の特定分野の課題に対してITを使って解決する取組みが増えている。

課題を持っている住民とITが出来る住民が解決するために、何をやっていくのか?問題は何なのか?を話し合い、実際にITを活用したサービスを市民のために作っている。

2.CivicTechとは?
地域で作られたサービスが、他の地域にも伝搬して、地域ごとに活発に活動されるようになってきた。

例えば、5374.jpは、地域のゴミ出しの日を知ることが出来るアプリで、最初は金沢市で作れたが、各地域で地域に合ったカスタマイズされている。

会津若松市では、消火栓の位置情報をマッピングし表示させるアプリを開発。冬は雪に消火栓が埋もれる問題を解決するために、どこにあるのかわかるように、マッピングしたアプリを開発された。

こうした活動のように、ITで技術を持った人がボランティアとなり、地域に役立つことをやっていこうという動きが、自分たちの街に役立つものを作っていき、他の地域にも拡がってきている。

3.オープンデータとは?
この地域の課題を解決するために、自治体のデータなどを有効活用出来ないか?という流れがあり、行政が管理している地図情報や施設情報などを公開してもらい、それを元に住民の課題解決するためにITとマッシュアップしていき、様々な役立つアプリが作られた。

トイレ情報の組み合わせにより、観光用の街歩きアプリや、子育て世帯用お散歩マップ、ドライバー向けのトイレ情報など、あったら助かるアプリがマッシュアップで多く生み出すことができる。

既に行政が管理しているデータを公開して貰えれば、施設情報などでどこにあるのか?などを探さなくて済む点と、情報の漏れやダブり、転載の問合せ確認など、かかる手間を軽減できることなどがメリットに挙げられる。

4.自治体のオープンデータ導入の広がり
こうした自治体のデータをオープンデータとして提供する取り組みが、拡がってきている。福井県鯖江市では、「データシティ鯖江」として、52件(2014/11/02 現在)、神奈川県横浜市では、99件(2014/11/02 現在)のオープンデータを公開。鯖江市では、市民がオープンデータを活用して作ったアプリも紹介しているほか、横浜市も官民ともに熱心な推進が続き、ともに勢いに乗っている。

※関連リンク
データシティ鯖江
よこはまオープンデータカタログ

最後に、まとめとして、

・いきなり解決することは出来ない。
・まずは、日頃から感じていることを出し合い、課題を語るところから始める
・その次に、ITでどういったことが解決出来るのか、ITが出来る人と語り合う
・その後、継続したサービス作りを目指す

といったステップを示し、こうした場から、オープンデータを浸透させ、大阪でも活用を進めていこうとの呼びかけを行いました。


講演:「オープンデータと地域の“健康”」
講師: 須藤 順氏(株式会社CCL 取締役、高知大学 地域協働教育学部門 講師)


須藤からは、健康とコミュニティの関連性についてプレゼンを行いました。

健康は個人の問題で、コミュニティなどの他人との関わりと関係あるのか疑問に思われるかもしれませんが、かなり社会との関わりで心身ともに健康かどうかも変わるようです。

今回は、健康の定義や健康に対する社会的要因について説明した上で、以下の話題を提供しました。


1.健康とソーシャルキャピタルとの関わり
・ソーシャルキャピタル(SC)とは、人々の協調行動を活発にすることによって社会の効率性を改善できる、信頼、規範 、ネットワークといった社会組織の特徴で、人とのつながりを示した信頼、互酬性の規範、ネットワークを刺す。特筆されるのが、人との関わり合いで健康にも良い影響も悪い影響もを与えるという点。

・例えば、信頼関係の強く築けているグループで、その中の1人が禁煙をしたら、周りも気を使い出して、禁煙していくという(禁煙の伝染)や、逆に肥満気味なグループに行くと肥満の伝染が起こる。

・また、人との繋がりがあるコミュニティへの信頼性の高い(SCが高い)と健康な人が多く、信頼関係が低い(SCが低い)と、感じるほど、健康な人が少ないことがわかっているとのこと。

2.住民の活動で大切な点とは
・個人の健康も、社会要因をとらえて環境を整備していくことが大事で、情報の格差や資源の格差によって起こるSCの格差を是正していくために、住民の活動を活発化させてSCの醸成をし、知識や技術を伝搬・共有することが重要。

・そのために、住民と行政が共創しながら格差をなくしていこうとすることが重要で、医療に関わっている人たち(保健師や栄養士の方など)のチカラをもっと借りて行政と更に関わりを持ってくれれば、更に地域の内情を共有することが出来て、解決につながっていく。

3.オープンデータがもたらすもの(市民・企業や技術者・行政)
・市民が、行政にもっと深くコミットしていくツールなので、「何をすれば自分たちの暮らしが快適になるのか?」を皆で話し合って、利便性を向上させていくこと。

・日本の場合、データ>市民の課題で意識している。海外では、データ<市民の課題で、オープンデータはデータありきで考えるのでなく、課題ありきで考えること。市民の課題は何があるのか?、をまずは話し合っていくことが重要。

・行政側から見ても、行政の透明化をするために凄く重要。データ紐付けしたら、市民が自分達で自主的に作るため、行政のコストが下がる。


こうした視点から、いかに市民と行政が共創して行う街づくりや市民活動が凄く大事であることをご指摘頂きました。

加えて、参加者からの質問や指摘から、以下の論点を示しました。


1.所得格差の指標について
ジニ係数を見る。ここでは、絶対的に低いことが問題ではなく、格差をどう認識しているかがポイントとなる。例えば、アメリカとキューバの比較を例にとると、アメリカは所得が高く、格差も高い、対してキューバは所得が低く、格差も低い。この2国のジニ係数は、余り変わらず(互いに0.4くらい)で死亡率も、あまり変わらない。つまり、所得や社会的ポジションをどう認識するかが重要で、認識の仕方によっては、うつ病を引き起こすこともある。決して、所得が高いから裕福だとは限らない。

2.家庭の扉を開くのはだれか
日本で見ると、昔は青果店や酒販店など、家庭に訪問する職業がたくさんあって、他人が家の扉を開いて、話しかけることができた。現在は、そういう行動ができるのは保健師系の職業かPTAくらいと少なくなっている。彼らが地域の情報をもっており、家庭内でも、父親は縦社会に身を置いているため、地域の横のつながりを知らない。ひとりひとりが持ってる情報を引き出していくのは大事。

3.「町の健康カルテ」
参加者から声があった「町の健康カルテ」は絶対にやるべき。それを子供たちとやると、街づくりの活動になる。子供が定着する地域になるには、中学校までに親以外に触れる場が必要。
それが子ども成長の圧倒的な差となる。そうした地域は、何かあったら逃げ込める場所がある。また、大人になって街を出て行っても、気になって戻った時に顔を出せる場所がある。

4.子どもたちと町を点検する
地域に愛着をもてるよう、街にあるもの一個一個を点検をしていく。子どもの内に、自分の街を点検していく機会があることは必要だ。欧米では街のデータをみんなで作る。データづくりを街づくりとしてやっていく。街のデータをみんなで作っていく。

5.昔のものをデータ化していく
昔の写真をオープン化する取り組みなど。東北では、被災の際にそうした写真はなくなってしまった。昔の写真を引き出して共有できれば、それをネタに昔の話をして、それがきっかけでコミュニティ活動が生まれる。すべては連関する。道路の傾斜角のデータをみんなではかるなどの活動も、ベビーカーや車いすで歩けるルートをアプリ化するなどにつながる。

これらを踏まえた上で、最後に「どうすれば、安心して暮らせるようになるのか?」、これを皆で考えていくことが大事、との内容でプレゼンを締めました。


最後に、参加者の方々から自己紹介とご感想を頂いたので、一部ご紹介します。

・訪問栄養士の方から
2015年から地域包括ケアシステムがはじまるが、住之江区でも進めたい。医療、介護を必要とする人たちに、もうちょっと早く助けを求めてほしいという思いがある。
訪問して感じたことは、患者側の声をあげるのが遅く、透析が間に合わないことがあったので、何かあったら即、言ってもらえるようにしたい。

・保健師の方から
4月から住之江に来たが、同じ市内でも地域間の格差を感じている。自分は直接訪問にいくことは少ないが、記録や活動を聞いて、若いお母さんの柔軟性、コミュニケーションがないのを感じる。家族の能力、社会の教育上の問題があるかもしれないが、マニュアル化されたことはできる一方、生きる力が弱く、壁にあたったときに試行錯誤する力がない。もっと自由な発想、失敗をしていく必要がある。子どもたちも違う大人の世界を子どものうちから体感できる場があればいいと思う。

・鍼灸接骨院の方から
鍼灸接骨院を15年やっている。治療だけでは、自分で見られる患者の数は限られてしまうので、予防の活動として、運動教室をやっている。運動の指導、意識向上で街づくりに興味をもって、地域10か所で運動教室をやっている。利用料を払いながら活性化してもらい、地域とつながって街づくり、健康づくりにつながるのを改めて実感した。地域の要望があれば、散歩コースを決めたり、安全な道、坂道などでコースを組み立てる。利用者が自分を特別に見てくれるサービスづくりが必要。


今回のオープンデータ・カフェでは、具体的なアクションにつながるアイデアもたくさんいただきました。地域の方々と、ぜひ次の活動にむすびつけていきたいと思います。

住之江のみなさん、ありがとうございました!

2014年12月15日月曜日

【レポート】CivicTechアイデアソン ~健康アプリで大阪を救え!

11月29日に大阪イノベーションハブにて、CivicTechアイデアソンを開催いたしました。



今回のテーマは「健康」。11月に開催されたオープンデータ・カフェ@大阪での議論などを振り返りながら、アプリのアイデア出しを行いました。

ファシリテーターはCCL代表の佐々木。デザイン思考を取り入れたメソッドを用い、IT系でオープンなイベントで行われるアイデアソンとは異なる手法で、大阪の健康を守るためのアプリのアイデアを出し合いました。



成果物は、こちらに掲載しております。ユニークなアイデアが多数生まれました!

現在は経過版を掲載しています。随時更新予定


これらのアイデアが生まれるに至ったアイデアソンとは・・・?
以下、ワークの様子をレポートします。

冒頭は、ファシリテーターからまず最初のインプットです。

・産学官で「オープンイノベーション」を起こしていこう
・イノベーションとは
・イノベーションに必要な「デザイン思考」のプロセス
・「木を見て森を見る」
・「桃太郎」をプロジェクトとして考えると…?

といった話題から、今回のアイデアソンが目指すところをお話しいたしました。


続いて最初のブレスト。「健康のイメージ」というお題で、思いつく言葉を付箋に書き出します。


2つ目のお題は「健康が足りないとどうなる?」。付箋に書いて貼り付けるたびに「それあるね!」と声を掛け合いながら進めます。


3つ目は「健康になるために必要なこと」。「予防接種」や「検診」という直接的なことから、「部屋をきれいにする」「貯金する」など、健康に関連する周囲へのアイデアまで。住之江で開催したオープンデータ・カフェでも話題になった「個人以外の健康」にも視野を広げてアイデアを出す動きも見られました。



あらゆる切り口で健康に関するキーワードを発散した後は、「強制連想」という手法で、アプリやサービスのアイデアをひねり出します。

ここでは、1回目のブレスト「健康のイメージ」と、3回目のブレスト「健康への手法」で出たキーワードを8枚ずつ出して、8×8のマトリックスに入れ、掛け合わせてアイデアを連想していきます。




この「強制連想」は1列で、8つのアイデアを出し、それを8列分行います。ここでかけてよい時間は、1列で2分間のみ。つまり、15秒で1つのアイデアを出さないと追いつきません。

参加者のみなさんは、ホワイトボードの前に総立ちで、ものすごいスピードでアイデアを出していきます。64マスのほとんどが埋まるグループもありました。

強制連想で出た各チームのアイデアがこちら。






この中からイメージを膨らませそうなアイデアを各自で選び、個別にアプリのアイデアを「アイデアスケッチ」にまとめます。ここまでで午前の部。すでにアイデアがびっしりな状態です。


午後の部は、以前開催したオープンデータ・カフェで出た議論の振り返りから。こちらが午後のワークのインプットになります。




インプットの後は、再度ブレスト。今度は、「健康な情報って何?」というお題で挑みます。午前中に出たアプリのアイデアなどをもとに、どんな「情報」が必要と考えられるか?を考えます。「脈拍数」など個人にフォーカスしたものや、「自転車で通勤する人の数」など社会的なものなど、様々な角度からアイデアが出ました。



続いて、ブレストで出した情報を、縦と横の2つの軸でマッピング。縦軸には「個人-社会」、横軸には「競える(公開可能)-恥ずかしい(公開不可)」という指標を置き、整理します。



それぞれのアイデアのカケラが、上記2軸の中でどのようなポジションを持った情報なのか。「難しい…」との声もあがる中、悩みながらもどんどん進めていきました。


そして、さらに8×8マトリックスに落とし込んでの「強制連想」。スピードとボリュームが求められるこのワークは、終盤にはキツさもありますが、参加者のみなさんには頑張って出し切っていただきました。



強制連想で出たアイデアから、好みのものをピックアップして、アプリのアイデアを1枚にまとめるアイデアスケッチへ。スケッチを書く際には、そのアプリを使う人(顧客)がどんな人かを連想し、その人たちがどんなメリットや喜びを感じるかを想像してみます。




作成したアイデアスケッチは、グループ内で披露。それぞれのアイデアに対し、グループのメンバーが順番に、フィードバックとアイデアの「付け足し」を行います。

自分が「付け足し」を行う前には、必ず前の人のアイデアや付け足しに「それいいね!」と言うのがルール。大阪のみなさんには「それええやん!」が言いやすいようです。




最後は、参加者のみなさんから挙げていただいたアイデアスケッチのプレゼンを行ったのち、自己紹介と名刺交換の時間を設けました。


今回のアイデアソンでは、終了まで、お互いの所属や素性を隠したまま、それぞれが一市民として対等の立場でアイデア出しを行っていただきました。名刺交換の段階になって、はじめて経歴や肩書きを知って驚く場面も。


午前の部・午後の部と、1日かけての濃密なワークとなりました。参加者のみなさま、みっちりとおつきあいいただき、本当にありがとうございました。



参加者の方々からいただいたアイデアで、次はいよいよアプリ開発のハッカソンを開催します。

エンジニア以外の方も大歓迎!アイデアソン同様、多くの方々のご参加をお待ちしております。

▼「CivicTechハッカソ」開催のご案内
http://civictechosaka.blogspot.jp/2014/12/civictech_26.html

日時:2015年1月24日(土) 10:00-19:00(開場9:30)
会場:大阪イノベーションハブ
 (大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪 ナレッジキャピタルタワーC 7階)
 [アクセス]
定員:30名(要事前申込)
参加費:無料
参加申込:下記リンク先フォームよりお申し込みください。


http://goo.gl/zh9vNj




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[追記] アイデアソンの成果物およびハッカソンのご案内を追記しました。(2014.12.26)
[変更] 第2回アイデアソンのご案内を記事本文から、以下へ移動します。
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次回は12月20日(土)に、再び大阪イノベーションハブにて開催。次のテーマは「環境」「防災」の2本立て。みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。


▼「第2回CivicTechアイデアソン」開催のご案内
http://civictechosaka.blogspot.jp/2014/12/2civictech.html

日時:2014年12月20日(土) 10:00-17:00(開場9:30)
会場:大阪イノベーションハブ
 (大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪 ナレッジキャピタルタワーC 7階)
 [アクセス]
定員:30名(要事前申込)
参加費:無料
参加申込:下記リンク先フォームよりお申し込みください。




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